熊本地震で思うこと ~その2~

“ワクワク感が止まらない” ふれあいワーカーズ所長の森田です。

 

午前中は、ある利用者さんのケース会議に出席してきました。

 

会議室に入ると先に到着していた親御さんと担当課の職員さんたちがなにやら話をされていたので耳を傾けると、先日の熊本地震の話でした。

 

この親御さんはある団体の長をされていることもあり、熊本地震における障がいのある人、ご家族の避難状況等の情報は随分と把握されているようで、その中でも自閉症の方の避難生活が困難を極めているとの話をされていました。

 

救援物資が届いても列に並ぶことができない、並ばず割り込みをする、座り込むなどの行為があって、周りに迷惑をかけてしまう等で満足に救援物資をもらえない当事者、ご家族がいるというような話を聞き、これも一つの2次災害だなと改めて感じたところです。

 

列をつくり、順番に救援物資を分配することは一見平等的なやり方と捉えられますが、このような方々もおられることを想定したうえで対応を練り、救援物資を分配をしていただけたら、いくらか困る方が少なくなると思うんですがね。

 

「もし自分が熊本にボランティアで行くなら、その並び役をすると思う。」と言ったのは、この親御さんです。

 

親ならではというのでしょうか、ハッとさせられた一言です。

 

「当事者の立場で物事を考える」とはこのことなんですね。

 

学ばせていただきました。

 

 

今日も良い日になって良かったね~!

 

そして、みんなに~感謝!