“ワクワク感が止まらない” ふれあいワーカーズ所長の森田です。
とある研修を受けるため、先週末は福岡県の博多にいました。
もちろん障害者福祉関係のことをメインとした研修で、国の障害保健福祉施策の動向や当事業所がまだ行っていない事業の実情やその事例等の発表などを聞き、学んできました。
研修は2日間で終わることが分かっていましたので、先の地震で災害に遭われた熊本の視察と、義援金を届けたいという思いがあり、この際に計画を立てたのです。
この話を職員に告げると、皆が有志となり義援金を集めてくれることとなり、その気持ちや形を代表で森田が持っていくことにしました。
2日目の研修が午前で終わり、いよいよ熊本に出向くことになりました。
いざ、JR博多駅から九州新幹線で揺られること約40分、JR熊本駅に降り立ちました。
その日は梅雨が明けたということもあり日差しが強く、とても暑い日になっていました。(天気予報では34℃と聞いています。)
目的地である熊本市役所には市電に乗って行くことがベターであることは予習済みでしたので、それに乗り込み出発しました。
15分ほどで熊本城・熊本市役所前に到着します。
市役所の受付の方に案内していただき10階にある健康福祉政策課の方へ行き、今回の目的である義援金を届けることができました。
寄付金や義援金には種類があり、どの、何のためにそのものを使っていただきたいのかを考えたうえでお渡しすることになります。
私たちは被災された方々の生活支援や再建のために使っていただきたいとの思いで義援金をお渡ししました。
気は心ということです。
☆今日のキーワード☆
「寄付金」「義援金」
熊本市役所HPはこちら↓
URL:http://www.city.kumamoto.jp/
熊本市役所 中央区役所です。
熊本市役所14階から望む被災した熊本城。
復興再建中の飯田丸五階櫓。UFOキャッチャーのように吊り上げ支える仕組みだそうです。
熊本城天守閣。瓦のほとんどが剥がれ落ちています。
熊本地震から早4か月が経ち仮設住宅も整備されつつありますが、地元の人に聞くとたとえ自宅が全壊、半壊していても住み慣れたところを離れて暮らすことができない、したくないという人たちがたくさんいるとのことです。
その人たちは、自宅の隣に自前の仮設住宅やブルーシートで屋根を造り暮らしておられるとの話を聞き、まだまだ大変な思いをしながらの生活が続いているのだなと知りました。
自閉症の子を持つ家庭でも、避難場所や仮設住宅に行くこともできず車内で寝泊まりしながらの生活が続いている方々もおられるようです。
熊本城では天守閣や飯田丸五階櫓、城壁の修復工事が始まっていますが、いついなれば本来の姿に戻るのでしょうか・・・。
我々にできることはそれぞれにあると思います。
復興ボランティアしかり、義援金(寄付金)であったり、その人たちの一刻も早い生活再建と幸せを祈ってみたり・・・。
人はつながりの中で生きているのです。
今まさにその手を取り、支える時ではないかと感じた次第です。
帰りのJR熊本駅で見かけたくまモン。
くまモンはいつ何時でも笑っているね。
その笑顔、見つめる先には幸せがあるのかな・・・? あるんだよね。
都合、2泊3日の九州での視察研修となりました。
何かとバタバタと忙しい時期に行かせてもらってありがとうございました。
皆に感謝です。